みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

仕事場にある物

仕事場でも私生活でも自分に憤りを感じた時に、常に自分を第三者の目で冷静に視る事を心がけているのですが、不徳の致す処で全く思う様にはまいりません。そんな訳でお恥ずかしい話ですが、会社のデスク周辺には、私なりの道標となる物が置かれております。…

餌箱作り 七合目

竹の切り株から整形した胴と桐材の蓋にカシュー系の漆を薄く塗り込み、乾燥させる事の繰り返しを4回行った物です。完全に乾燥しないと塗り重ねが出来ない事と色斑防止の意味で薄くしたものを塗り重ねるのです。段々と色が良くなってまいりました。あと3回程…

渓友会の大納会

本年度の渓流釣りの反省会と会員一名の卵ゲップ病発症を除いては会員が無事に漁期を終えた事に感謝する会を催しました。場所は会社の寮がある国分時で27年間お世話になってる焼肉屋さんです。毎年此処にまいりますが駅前の変貌ぶりには其の都度驚かされます…

信州 真田宝物館 松代藩荒試しの刀

真田宝物館のホームページより信州松代は真田13万石で有名ですね!信州真田家に伝わった諸々の宝物は真田宝物館に収蔵されております。家から車で15分程なので帰郷の度に訪問し、其の時の展示を拝見するのを楽しみとしております。少し前の話ですが世に伝わ…

クリスマスリース造りと歳神様来訪の準備

私に取ってクリスマスは余り特別な日では有りません。更科に住んでいた頃、妹の幼稚園がカトリック系だったので、その頃は実家に於いて慣れないクリスマス料理を母が作ってくれました。今は見かけませんが赤玉パンチという甘いワインで鳥腿を煮込んでバター…

今年使った刃物を研ぐ

信州千曲観光局のホームページより、姨捨にある棚田の写真です。 私の育った更科の実家周辺は家から15mで佐野川と言う川が流れております。此の川は途中から酸性の強い土壌を流れ降る為に中流から下流部は魚が住めませんが、上流部には苔むした岩を擁する流…

改めて台風19号被害の事

令和元年10月12日の台風19号により、長年お世話になっている佐久穂町の千曲川の東側にある大日向地区と余池地区が大きな被害を受けました。此処には抜井川という地元の渓流釣り師には有名な川が流れております。中規模河川で下はヤマメ、上は綺麗な天然イワ…

武蔵國 埼玉古墳群と金錯銘鉄剣

日本最大の円墳である丸墓山古墳です。 冷たい雨が晴れて秋空が広がりました。 以前からずっと行きたくて行けなかった行田市の埼玉古墳群へ友人達と出かけました。国の特別史跡に認定されており、9基の大型古墳を擁しており、造られたのは5世紀から7世紀だと…

刀装具 沢鷹図透かし鍔と柊図透かし鍔

我が家に伝わる鍔の内の二つです。扇状に加工された朴の木製の鍔掛けに掛けられてます。二つ同時に描けるのは意味がございます。時代は江戸後期ではないかと思われます。鍔に限らず刀装具は高い精神性と武の両方の性格を併せ持つ刀身に装着する金具なので、…

釣り道具部屋の片付け

私の家の釣具スペースです。 釣り道具室言っても私の家にそんな大きなスペースはございません。18年程前に家を建てる時に、なんとか工務店の人に頼んで、階段の下に小部屋を家を造ってもらったのです。 急に思い立ったのは、今年の春に木曽の正沢川下流域に…

家族で三島大社参詣

本当に大きい御本殿、重要文化財です 鎌倉幕府を開いた源頼朝が公が崇敬した神社である三島大社は、近そうで中々行けてない神域でした。私の会社は研修所が三島に有り、入社以来27年間、三島の駅は本当に良く利用しておりましたが、用事やら何やらで行けなか…

甲斐国 一ノ瀬 父と伯父さん達の凄さ (グロい写真がありますので閲覧注意です)

亡妻の父、私に取っては義理のお父さんと一緒に山梨の一ノ瀬にある別荘に参りました。父の兄である叔父さんと父の弟である叔父さんと合わせて4人ですが、皆さん山のプロ中のプロですので話す内容が私に取っては面白くて、何時もお酒が進みます。この別荘は…

柴犬の能力

寝ている処を起こした不機嫌なヤマト 我が家の留守居役であるヤマト君です。以前も此のブログで綴りましたが、寝る時に大イビキをかいて寝ます。たまたま偶然にも私の郷里である千曲市の生まれでした。小さな頃はコロコロして大丈夫かな?と思いましたが、現…

更科でのキノコ取り

三連休で実家の母親の顔を見に参りました。金曜日は会社で表彰式があり、腹心の部下2人が参加致しました。1人は主任(課長代理)で、1人は3年目の女性社員です。本当に此の半期頑張って貰った我が支店の宝です。表彰状を受け取ってる光景を見ると胸が熱くな…

餌箱の制作

やっと餌箱の胴部分が出来あがりました。此処からカシューを薄く何層にも塗り込みます。二回ほど薄く塗って三回目に10年以上国語辞典に押し紅葉していたペラペラの葉を貼り付けました。赤い紅葉の葉と緑の紅葉の葉を押花ならぬ押し紅葉しておりますが、破れ…

決意の短刀拵え

綴るか否か悩んだのですが綴る事にしたので書き残します。私に取っては決意の印となる短刀拵えの話です。女々しい箇所も有るかと思いますが免じてお許し下さい。 平成24年の春に妻の乳癌が見つかり最寄りの病院で検査の後に手術致しました。術後一年弱で摘出…

餌箱の制作

台風19号の被害が時を経過する程に報道され、未曾有の大惨事である事が露呈しております。私の同級生の中にも被害を受けた家が有りました。命がけで雨の深夜に地域の半鐘を鳴らす為に滑る足元を顧みずに高い火の見櫓に登って住民を救った消防団の話も報道で…

買い物 懐剣

刀剣には様々な種別の中で懐剣というものが御座います。 別名守り刀とも懐刀(フトコロカタナ)とも申しまして、咄嗟の出来事から自身の身を守ったり、仕える主人を守ったり、辱めを受ける前に自刃用にしたりなど武家の女性が帯に挿しておりました。男性でも懐…

台風19号

尊い命を失った方々のご冥福を心からお祈りすると共に被災者の皆様のご健康回復と一日も早い復興をお祈り致します。こうしている間も愛する郷里の皆様や他県の被災者の皆様が避難所で不自由な生活をおくる環境の中、心配な時間を過ごしていると思うと胸が痛…

信濃国探索の旅 オマケ

誰が床几に座る信玄公を救ったのか?三太刀七太刀の像についてですが、『甲陽軍鑑』と言う書物に出ている内容を基に此の像は造られております。実際にこれだけ大軍の将が一騎打ちとは考え難いのですが『甲陽軍鑑』は後世の規範と成った有名過ぎる程に有名な…

信濃国探索の旅 その4

本日の宿に着きました。近隣には亀の湯や鶴の湯など大好きな日帰り温泉が有りますが、実家から近いだけにこの辺の温泉宿には泊まった事がほぼ無いのです。今回は三つの家の守り刀を其々拵えに入れて持参致しました。刀掛けに掛けて日頃お守り頂いている御礼…

信濃国探索の旅 その3

海津城(松代城) 海図内にある石碑 海津城の門 武田軍軍師である山本勘助が北信に住していた村上氏の一族である清野氏の館を分捕って築城致しました。その後は田丸氏、森氏、真田氏と遍歴が有ります。築城に通じた山本勘助が縄張りしただけに甲州流築城術の特…

信濃国探索の旅 その2

戸隠山を後にして、木漏れ日の中を通り過ぎると長野市を一望できる処まで降りて参りました。余りにも凄すぎるパワースポットなので此処まで皆無口でしたよ。気分を神代から戦国時代に一気に変えます。今度は戦国最強の名将二人が覇権を争った川中島古戦場に…

信濃国探索の旅 その1

渓流釣りの季節が終わると刀剣鑑賞の仲間と勉強の為に、史跡探索及び刀剣が展示されている施設を巡ります。刀身を置く刀枕の色を若草色で統一してある為に若草会と名付けてます。 今回は長野県千曲市に有る戸倉上山田温泉に一泊しました。此処の温泉は単純硫…

最終回も千曲川イワナ釣り

道志川のキャンプ場で行方不明に成っている7才の女の子が未だに見つかっておりません。お腹が減って寒さに震えている姿を思い浮かべると本当に胸が締め付けられます。例え整備されたキャンプ場でも近くに民家が有ったとしても、自然と隣接している場所には『…

四度連続 千曲川 イワナ釣り

9月は三連休が二回有りましたので、アレコレ遠征を考えていたのですが諸般の事情で無理な事と成りました。日帰りでの釣行と考えると、やはり産湯をつかった千曲川にお世話になるのが一番得策と感じ今回も千曲川への釣行と成りました。黄金色の稲穂がお辞儀し…

三度連続 千曲川 イワナ釣り

9月8日〜9月9日にかけて関東を襲った台風15号で尊い命を失われた方のご冥福を心からお祈り致します。千葉でご不便な生活をされている多くの皆様の体調が危ぶまれます。屋根が破損した家などは地域の業者数が決まっているので、修理の日取りも定まっていない…

二週連続 千曲川イワナ釣り

今週も千曲川が気になりまして、仲間3人で千曲川に向かいました。朝方は気温が13度で汗かきの私が寒いくらいです。釣る場所は色々迷いましたが川上村に決めました。長距離遡行の意気地が無いもので金峰山川や梓川などの長い遡行を伴う川には触手が向きません…

餌箱制作の準備

信州の良き友人より古竹の端っこを切った材料を頂きました。1年前に切って倉庫に置いた材料との事です。友人は剣道の有段者で有りまして、竹刀を自作しております。柄と剣先を覆う皮も自分で切って自作しております。流石に皮鍔だけは挑戦してもダメだった様…

千曲川 イワナ釣り

川上村から海ノ口に降りる市場坂上の温度計は18度です。市場坂を降りる前に川上村に右折する『市場』という信号があります。此の『市場』と言う信号周辺の事ですが、昔は馬の市がたっていたみたいです。名馬の望月駒を売りに来たのでしょうか? 信州は平安時…