みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

趣味の萩焼

趣味が多過ぎるのも困ったものですが、家族の影響を強く受けた趣味は50歳を2つ過ぎた今でも続いております。まず祖父が刀剣商でしたので様々な品が家に存在し多分過ぎる程に影響を受けました。また祖父は大の川魚好きであり、私が夏の夕方に毛鉤で魚を釣り…

友人の一刀 大隅守広光

今週は友人が所有する幕末期に打たれた短刀をご紹介します。合戦などで甲冑や当世具足を纏って戦うのでは無く、素肌で切り合う事を想定されて刀が打たれた時代の短刀です。ご存知の通り応仁の乱以降約150余年にも及ぶ長い動乱の世が終焉し元和偃武となりまし…

注文打ちの準備スタート

まだ先の事になると思いますが、考え方に好感が持てる若い刀匠に一腰の刀を注文しようと考えております。刀には其の時代により呼称が存在し、上古刀(直刀)、古刀、新刀、新々刀、現代刀と区別されております。一般に上古刀とは古墳から出土する直刀の事を言…

信濃の英雄 旭将軍木曽義仲公 最終回

義仲公のシリーズは今回が最後となります。旭将軍源義仲公は近江は粟津ヶ原で今井兼平と共に最後を迎えてしまいました。しかし義仲公の嫡子である清水冠者源義高が頼朝公に預けっぱなしになっております。また最後の地である近江粟津ヶ原には義仲公供養の塚…

信濃の英雄 旭将軍木曽義仲公 22

※ 巴との別れと義仲公の最後 連続の激戦に疲れ果て、たった5騎で駒を進めていた義仲公でしたが、此処で一つの決断を致しました。義仲公が子供の頃より共に暮らし、旗挙げの後に数々の激戦をくぐり抜けた巴だけでも逃がそうとしたのです。義仲公は『お前は女…