みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

初釣り

寒くて迷っておりましたが、更科の実家に用事で帰省したついでに近隣の小河川を釣ってみました。妹が作ってくれた昼ごはんを食べた後の出発です。せめて1匹だけでも故郷のイワナの顔さえ見られれば幸いでした。午後の予定も入っており、制限時間は行き帰りも含めて2時間です。オマケに『お兄ちゃん、絶対に〇時迄には帰って来てね』の声を背中で聞きながらの出発でした。

我が家の近くの千曲川は広いのです。本流の左右に流れ込む小河川が多く有ります。此の時期なので当然ですが、人が入った形跡が何一つ有りません。
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今回は何時もキノコ取りをする山に流れる小河川から始めましたが、全く音無の構えでした。数箇所回ってみたのですが、全く反応が有りません。

山の中は大分冷え込んでおり、山を少し下った道路沿いに有る酒屋さんまで車で戻り、軒に併設されていた自動販売機で暖かい缶コーヒーを買いました。酒屋さんの車が駐車してある横に庭があり、其の庭には小さい池が有りました。薄く氷が張っておりましたが、氷の下では緋鯉が元気に泳いでおりました。此の光景を見て、何だか釣れそうな気分になりました。
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それなら....と一山超えた違う沢にある毎年必ず釣れる落ち込みに向かう事に致しました。

目的の場所に到着してみると、何と工事が行われており、土嚢が積まれた悲惨な状態になっておりました。しかし良く土嚢袋を見ると最近のモノでは有りません。ダメ元でブドウ虫の着いた仕掛けを入れてみると、ククンッとアタリが有り、今年初のイワナが釣れてまいりました。その後も同じ場所で次々と天然イワナが釣れてまいりました。氷の下で元気に泳いていた緋鯉さんのおかげです。
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コレだけ釣れればもう満足です。更科の名も無い川の龍神さまに拝礼し納竿しました。
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今回釣ったのは左の支流の上流です。此の写真は2月に帰省した時に我が家のお墓に向かっている私と娘を妹が撮影したモノです。
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帰ってくると家の庭には春を告げる花が可憐に咲いておりました。名前は分かりませんが、此の時期によく庭に咲いている花です。
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