みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

不覚

7月に有った3連休で更科に帰り、母親が乗っているトヨタのポルテで釣りに行きました。街灯か一つも無い真っ暗な林道に駐車して朝を待ちました。やっと薄明るくなって来たので後ろのバックドアを開けて、釣り道具に手を出すと左側頭部に大きな衝撃が走り、まだ暗いのにお星様がチカチカしました。やっとドアと喧嘩した事に気が付き、何が起こったのかを理解しました。『おー! 効いたぜ』と痛いのを吹き飛ばす為に山の中で叫んだものの、10分ほどは動けませんでした。

同型のポルテです。とっても便利で良い車です。
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この日は何も無く釣果も申し分無く、顔を渓水で洗った時にタンコブの痛みがしたのを覚えております。8月に入ってから暑いせいもあって、少しだけ足元がおぼつかない時も有りました。それと仕事中に寝てしまう事も有りました。またクシャミをした時に頭が割れそうに痛くなってまいりました。

此れはイカンな❗️
しかし9月は半期のシメだからな〜❗️

やがて季節は10月に成りましたので、専門の脳神経外科に行ってみましたが、何とMRIの穴の中に私の体が入りませんでした。しかし帰ってからも自分の体の異変は増して行くばかりでした。部下達が私でも入るMRIが有るクリニックを探してくれたので、今度は其処に行きました。検査が終わり、先生に結果を聞くと、頭の中に牛乳瓶一本分くらいの血が溜まっているとの事でした。処置が遅れれば命にかかわるので早く専門医に行って下さいと紹介状を書いてくれました。

町田市の家に帰ると連絡した長女も早退して帰っておりました。私は明日にでも病院に行こうと思ってましたが、長女は救急車で行くと言って頑として譲りません。私も押されてしまい、人生初めての救急車となりました。

病院に到着し、救急車から普通に歩いて降りて来たので病院の方は驚いてました。軽く検査して翌朝早くから手術となりました。
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驚いた事に入院した病院に木曽の常宿である山水さんの古い常連の方が勤務しておりました。此れから頭をカチ割る前でしたので実に有り難い出逢いでした。きっと龍神さまと親方のお導きです。

手術は一瞬でした。局部麻酔なので軽く意識は有りますが、縫合は何とホチキスです!ホチキスの音はガッチャガッチャと余り品の良いものでは有りません。詳しい手術名は左穿頭血腫洗浄術と言っておりました。後で看護婦さんに聞いたら、頭にドリルで穴を開けたと言っておりました。

此処から後10日前後の入院となります。頭に昇った血を抜いて貰ったので今後は落ち着いて仕事に趣味に取り込めそうです(笑)。どうか皆さんもお身体にご留意して疲れが出やすい秋を乗り切って下さい。

どうでも良い話ですが、初めて寝た病院のベットは実に狭いものでした。
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