梅雨があっと言う前に明けまして、此処から夏の渇水期に成りそうです。渇水期になると餌釣りはタイミング待ちの釣りとなります。逆に毛鉤釣りは実に楽しい期間に入りますね。
河原にはアザミの花が咲いておりました。また、木曽地域全域に『ツキノワグマ出没注意報』が発布されており、ドキドキしながらの釣りとなりました。
熊対策にコールドスチール社のマグナムククリを持参してまいりました。しかし、刀で言うところの小脇差程の長さしかありませんので、良くて相打ちですね(笑)。
今週考えに考えた本流のポイントに入りました。この淵をどの様に釣るのか月曜日から金曜日までイメージトレーニングしておりました!
2つ有る主流の巻き返しで2匹、カケアガリで5匹、主流のカケサガリで大型4匹の結果でした。
アマゴも太くて美味しそうです。
イワナの大きなヤツでも28cmでした。魚を撮影する板を忘れ、その辺の大きな葉っぱの上に置いた次第です。
魚を処理する為に小沢に来た時に、良い瀬が有ったので流してみたら、此方でも太い良型アマゴが2匹出てくれました。大きい方で28cmでした。本日も山の恵みを授けて頂いた事に対し、木曽川の龍神さまに拝礼致しました。
帰りがけにクーラーの氷が解けた水を捨てる為に山中で車を停めましたら、其処には石仏が有りました。
それ程古い物には見えませんが、よく見てみると、左の方は着物が左前になっておりますので女性です。右の方は此方を振り返っている少女で間違いないと思います。
私の脳裏には木曽の伝説が出てまいりました。其れは『おろく』と言う美しい少女の話です。
以下 木曽の昔話さまより引用
享保年間薮原におろくという美人がいた。この人は持病の頭痛に悩まされていた。
何とかしてこの病を治したいと、色々な療法を試みたがその効果がなかった。思い余ったおろくさんは木曽御嶽山に願掛けをした。その満願の夜、枕もとに御岳の神が現れ『ミネバリの木で櫛を作って髪をすいてみよ』とのお告げが有った。おろくは早速鳥居峠にあるミネバリの木で櫛を作り髪をすいたところ、不思議にも毎日悩まされていた頭痛が消え去った。そこでおろくは櫛を作り、同じ病に悩む人にあたえたのがおろく櫛のはじめだという。 引用終わり
今でも薮原の名産である『おろく櫛』は有名です。私も亡き妻にお土産にした物を今は娘が使っております。
道の駅などには必ず置いてあります。ミネバリとは非常に硬く水に沈むくらい比重の有る木です。
伝統工芸品に指定されており、江戸時代から中山道の名物として知られております。
私の勝手な妄想ですが、きっとあの石仏の少女は『おろく』さんではないかと思います。地域の方々の深い思いが込められている石仏の話でした。また取り留めも無い話しになりました。お許しください。