みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

木曽川 アマゴ釣り 増水

今回の大雨で松山市で土砂崩れが発生し尊い命が失われました。犠牲者に哀悼の意を表すと共に、ご家族に赤心からお見舞い申し上げます。

海の日を含む三連休は我が父の命日ですので毎年更科に帰省致しております。今回は名古屋で働いている下の娘も一緒でした。

流域には夏花の桔梗が咲いておりました。明智光秀の家紋で有名ですね!
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定めていた本流のポイントは驚く様な水量で流れ降っており、釣りになりませんでした。ならば支流に入ろうと2、3見て回り、一番良いと思われる川に入りました。

日が昇りはじめました。ここから雲が晴れるまでがゴールデンタイムです。
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ポイントに到着すると支流も大水量です!
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過去の出水時の激流でチョコレートブロックがズレておりました。増水で本流から遡上が有るとしましたら一旦休むポイントになる可能性が有ります。此の『お休み所』で本日一番の太い尺アマゴが釣れました。
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少し濁りも入り、向こうからは此方が見え難い絶好のコンディションです。また流心に居た魚も流れが強すぎてヘチ(川と陸地の際の事)で休んでおります。言い換えれば『イタダキ』なのです。

 

堰堤のプールは白泡だらけです。しかし一番奥に白泡が薄くなっている場所が有ります。此れはチョコレートブロックに当たった水流が上流に戻る流れと上から落ちてくる流れが拮抗しているからです。通常なら渓魚は流れに逆らって上を向いておりますが、此のポイントは逆流する流れに向いており魚は下流を向いているのです。クリアウォーターなら下から釣るとバレバレですが今日は問題ありません。
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このポイントには良型がたまっておりました。釣り堀かと思われるくらい凄まじい釣れっぷりでした。

今回の釣果です。餌が豊富な為かポッチャリした魚が多く、魚籠に重量感がございました。今回も木曽の龍神さまに微笑んで頂けました。心から御礼申し上げ拝礼致しました。
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更科の実家に向かう為にこれで切り上げました。出発前に町田の家で娘が作ったオニギリで遅い朝食を済ませ、更科に向けて車を走らた次第です。川魚好きな母親の喜ぶ顔が楽しみです。