みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

木曽川 イワナとアマゴ釣り 有難う龍神様

シーズン最終となり、仲間6人と木曽川に出かけました。渓友達は其々にベテラン釣り師です。何処に入るか.....と直前迄悩んで決めしまた。木曜日まで雨が降っていたので遡上モノが狙えるポイントを経験から選んでの入渓です。此の時期は普段はセカンドリバーにする様な小さな川でも、本流の急瀬で釣れる様な大物が釣れます。

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最初に入ったポイントは暫く釣れなかったみたいで物凄いボサが茂り、竿も出せないほどです。先週まで超減水だったので無理も有りません。折角降りて来たので何とかボサの切れ目がら竿を出しました。

早速釣りを開始すると、ガン玉3号を付けた浮き玉目印が一投目からゆっくり落ち込みの方に向かいました。合わせると重くて速いヒキです。足場が悪いので、愛竿が折れそうなくらい曲がっても耐えるしか有りません。数分のやり取りでタモに入ったのは鼻曲がりの大アマゴでした。携帯で写真を撮影しようと探しましたが、本日は後輩の車に同席させて貰い、オマケに充電ソケットに装着したままだったのを思い出しました。

昼過ぎに後輩と合流し、撮影しましたアマゴです。鮮やかな婚姻色をご覧にいれる事が出来ずに残念です。木曽の龍神さまに御礼申し上げました。全長36cmで高さがヒレ無しで9cm強です。
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厳つい顔をしておりました。
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ヤマトイワナの泣尺です。
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食べ頃採寸の元気なアマコも多く釣れてまいりました。
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お昼には蕎麦屋さんの『車屋 国道店』に立ち寄り、カキ揚げ蕎麦を頂き、ビールと木曽の銘酒である『中乗りさん』をしこたま頂き、かなりの迷亭で旅館山水に行ったのです。挨拶もそこそこ直ぐに寝てしまい、結局そのまま宴会に入り、起きたのは朝の4時30分でした。
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目覚ましで起きますと、皆も殆ど起きておりました。心地よい疲れに逆らって朝一の釣りに出かけました。現場に到着して暫くすると渓友から連絡が有り、伝えたポイントで大きいアマゴが掛かったとの事で『沈み石の下に潜って出てこない』との事でした。テンションを掛けながら立ち位置を変える様に伝えると『あ、でて来ました』との事でした。大アマゴを掛けている渓友は40cmのイワナを取り込んだ経験も有り、そこからは慎重にやり取りして見事タモに入れに成功したのです。

婚姻色が入り、実に見事な秋のアマゴです。宿の奥さんも『最近はこんなの珍しいね』と仰っておりました。惚れ惚れするような美しい魚体です。先輩、おめでとうございました!
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帰りには南宮神社に立ち寄り、今回も木曽の恵みを頂いた事に御礼申し上げ、後輩の運転する車の助手席で再び深い眠りに付いたのでした(笑)。