みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

木曽川 イワナ アマゴ釣り 梅雨明け

金曜日の夕方に思い立って木曽川にまいりました。梅雨明けで厳しい釣りに成る事は充分に理解しておりましたが、眠眠打破を2本飲んで高速をとばして来てしまいました。当然今回もサービエリアさえ寄らない釣り旅です。食事も娘が作ってくれた弁当2つと2リットル入り水筒を持参です。

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現地には勇んで朝3時に到着したので車中で少し休んでいると、結蒔こうなスピードで近づいてくる車両がございました。広い駐車スペースにも関わらず私の車を遮る様に停車し、中から私服の人と制服を着た警官が出てきました。私のところ来たのでウインドを下げて『どうしました?』と聞くと、我々は逃げたヤツを追ってるとの事(オレハニゲテネ〜)。私の顔を見て違うと判断した様でしたが、免許証の提示を求められました。何かやった犯人ですか?と聞くと『泥棒です』との事。釣りに来た旨を伝えると納得して再度凄い勢いで去って行きました。本当は殺人犯なのかな〜とか考えていたら仮眠時間が無くなってしまいました。

気持ちをリセットして前回良いアマゴが釣れたポイントに入ろうとしたら入口に岐阜ナンバーの車が止まっておりました。そこで塩川合流の下にある堰堤が2つあるポイントに向かいました。一段目の堰堤はタタキ、二段目はかなり規模が小さくなった低い堰堤です。しかしここの一段目の堰堤はタタキのくせして水深が有り何故かアマゴが着くのです。 

道路の上から撮影しました。
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これに会いたくて木曽まで来ました。
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狙い通りに一投目から太いアマゴが私の流したミミズを食ってくれました。本日は食いがたっていたのか分かりませんが、筋を変えて流すと更に木曽タナビラを2匹追加出来ました。

アタリが遠のいたので下の堰堤に移動し、今度はイワナを狙って重い錘でブレーキを掛けながら流すと目印が横に移動するアタリが出ました。合わせるとイワナ特有の重い引きです。なかなか手こずらせてくれた魚は綺麗な尺イワナでした。自己制限引数まで後1匹ですが充分に満足したましたので居たら良い魚が釣れる瀬の流心を鮎玉1号で攻めてみました。2回目の流しで『ズン』と大物のアタリです。合わせると先程の尺イワナとは比べ物にならない重くトルクのある引きです。私の硬い長竿がギシギシ音を立てて糸鳴りがしてます。大物イワナである事は間違いないので慎重にやり取り致しました。0.6号さん何とか切れないでくれ...と心で唱えながら2度目のタモ入れで何とか取り込みました。本日は正味1時間半の釣りでしたが、久しぶりに立派な渓魚を育む木曽川の底力を確認した釣りとなりました。良い魚を授けてくれた木曽川竜神さまに感謝し拝礼した次第です。

36cmですがトルクはそれ以上でした。
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重い強い引きの正体は此の太さでした。
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本日は食べ応えありそうです。
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釣り終えて水辺で魚の処理をしていると、薮原の町内放送が流れました。内容は『先程薮原の〇〇で熊が目撃されました。付近を通る方は充分に気をつけて下さい』です。警察に追われている人と間違えられたり、釣りをしている町内で熊さんが出たりと色々なの事が有った楽しい釣り旅と成りました。

帰りに何時もの南宮さまへお詣りをして帰路につきました。
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