今日は78年目の原爆の日です。尊い命を失った方のご冥福をお祈り致します。
今週は時間が無かったのですが、木曽のアマゴを見たくなって日曜日に木曽川まで行ってまいりました。
此の時期に綺麗に咲くフシグロセンノウです。緑が濃い山々に此のオレンジ色は目立ちます。
入ったのは比較的に大きい支流です。水が少ない時期も意外と良い型が顔を出す川です。タックルはシマノ寒流5.5mに0.4号を張り、必殺の浮玉目印2個付けに改良ヤラズの小針です。
此の川は何と言っても夏の景色が最高なのです。しかし一旦水が増え出すと大岩がぶつかり合う音が遠くまで聞こえてくる暴れ川となります。
今日はアタリが遠いなと思いましたが、錘を軽くしたら魚が食い付いてまいりました。渓魚さん達は水が少ない為か、流れに定位しておらず、岩に隠れて上を向いているみたいです。
居る場所さえ分かれば、もうコッチのモノです。あっという間の2時間半でした。
有難い事に木曽の龍神様が本日も微笑んでくれました。夕方に毛鉤で釣ると面白いかも知れませんが、本日は午前10時でお仕舞いなのです。
川で手を洗い清め、顔を洗ってから地域の氏神さまに拝礼し、本日も山の恵みを授けて頂いた事を御礼申しあげました。
その後は、そそくさと魚の処理を済ませ、権兵衛トンネルを越えて中央自動車道に乗りました。順調に車は進み、笹子トンネルを抜けた辺りで急に空模様が怪しくなり、大粒の雨が車のフロントガラスに打ち付けてまいりました。20分ほどで雨は止みましたが、次に待ち構えたいたのは渋滞です。諏訪辺りで眠眠打破を2本飲んでの運転でしたが、此のノロノロは強烈な麻酔効果でした。
そうしましたら目の前に『虹』が出ました。虹の色は幸運の兆しです。運転マナー違反ですが、前の車との距離をはかり撮影致しました。頭がスキっとして、其処からは絶好調で家まで運転出来ました。
虹の色には何か神秘的なモノを感じ、家の神棚には小さな三方に虹色の勾玉を色の数だけお供えして有ります。
我が家の神棚です。神棚の下には私が神々に手を合わせる時に何時もイメージしている翁面を飾ってあります。
此の翁面は父が更級で氏神さまの神事に使ってちたモノを町田の家に持って来たものです。極めて個人的なイメージですが、川の龍神さまのお姿に重ねて拝礼しております。
翁面を飾ったのが25年前ですが、その後に『千と千尋の神隠し』と言う映画が上映され、其のワンシーンに主人公の千尋が川の神さまから苦団子を貰うシーンが有りました。其の時の川の神さまは、何と龍の御姿で御顔は正に翁面と同じでした。当時小さかった上の娘と妻は本当に驚いておりました。もう20年以上前の話となります。