みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

とある信州の川での釣り 予想と違う!

最近の陽気はいよいよ夏本番になってまいりました。今回は木曽では無く年に一度と決めている河川へ向かう事と致しました。木曽とは水系が違いますがアマゴが泳ぐ河川です。松阪市から木曽まで3時間ですが、今回は更に1時間半ほど距離がありますので到着時はヘロヘロと成り果て、リボビタンDスーパーのお力をお借りした次第です。

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またコロナ感染者も全国的に広がって収拾のつかりょううない状態です。我が故郷の信州でさえ昨日は1500人超えの感染者を数える熱狂ぶりな為に何処にも寄らない弁当と水筒持参の釣行です。釣りの師匠の一人でもある亡父からは、なるべく現地で買い物をする事で地域に少しでも貢献しなさいと教えられているだけに此の様な釣行は心が痛く感じます。
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朝方に現地に到着してみると『え?』と思わず叫んでしまいました。驚くべき光景が目に飛び込んで来たのです! なんと此処だけ夜半に相当な雨量が有ったらしく目指すポイントには濁った水が怒涛の様に流れ下ったているのです。途中から道路が多少濡れてましたが、現地に到着するまで雨の『ア』の字も無かっただけに此れには面くらいました。

あらま!
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此の川は湖に流れ込む大きな川の支流なのですが、どうやらココだけ濁っているみたいです。上の方で雨が降って少し山抜けでもしたのでしょうか。
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『う〜ん』と唸りながら腰に手を当てて川を眺めながらタバコをふかしておりましたが、よくよく観察するとギリギリ釣れる濁りでした。しかし経験上この水色だと魚の鼻先にミミズをチラつかせないと咥えてくれません。水量から考えるとポイントは石裏の淀みとヘチのみですから、其の場所に避難している魚は釣れるかも知れません。

早速準備してヘチにミミズを流すと食べ頃サイズの天然イワナが釣れてまいりました。居る場所さえ分かれば後は読みの通りに釣るだけです。この様な川に降りられない日には私の下手の長竿も役に立ちます!

今日は仕事仲間に届ける為に少し多めに頂きました。
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○○鱒に成りそうなシラメも混ざっております。何故此のサイズかと言うと減水を予想して細糸しか持って来ておらず、大きいのは全て土手の上から引っこ抜く時にラインブレイクしたからです。まだまだ修行が足りていない証拠として今後の戒めと致しました。

後片付けを済まして近くの信濃国一宮に参拝し、本日の釣果の御礼を申し上げました。天津神への国譲り以前から存在する神さまが住む神域に入り、日々の穢れが落としましたら一気に眠気に襲われてしまいました。お腹が減ったので車に戻りお弁当を頂いたら、もう目が開かずに深い眠りに落ち入ったのです。フッと気が付いて時計を見たら4時間も寝ていたみたいで急いで松阪までの帰路に着いた次第です。

松阪の借上社宅に到着し、魚具の手入れを済ましてからお風呂に入り、アマゴの塩焼きを肴にビールを楽しんでいると『何故わざわざ三重県から遠く離れた信州まで、たった数時間の釣りに行っているのか』と不思議になりました。しかし呑む酒がビールから冷酒に変化して、3匹目のイワナの塩焼きを食べ終えた頃には『釣りは全てが楽しいんだから、そんな事は考えても仕方ない』と言う結論になり、その後は杯を重ねて貴重な土曜日の夜が更けていきました! しこたま呑んだ後なので、取り留めもない話になった事をお詫び致します。