みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

木曽川 イワナ アマゴ釣り 今期2度目

金曜日にやっと車が修理から戻りました。会社から帰って直ぐにヘッドライトを付けて車内を念入りにアルコール消毒を済ませました。今回は20年近くお会い出来てない初代渓友会会長も参加されます。本年定年退職され、和歌山県からの大遠征です。若い頃に渓友会費の名目でさんざんご馳走になり、数えきれないほど釣行を共にさせて頂きました。仕事上でも御世話になった頼もし過ぎる上司です。今回は何時もご一緒している先輩も参加して楽しい釣行となりました。

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さて実釣の方ですが、朝一は本流に入りました。いきなり良型イワナが掛かりましたが、寸前で針外れです。逃した〇〇〇は大きいと言いますが、アゴがシャくれた立派な男の子でした。此の子は私のタモに半分収まってからの首振り&針外しの離れ業を演じて見事に逃れて行きました。去っていったのはイワナだけで無く、何故かタモに付けている取り付け紐がベルトから外れ、膝上までの激流に乗って流されてしまいました。コレは困りましたが、数年前に千曲川本流でルアーマンが落としたと思われるアルミ枠のランディングネットが車のトランクに有った事をを思い出し、代用とする事と致しました。餌釣り師の腰にランディングネットは全く持って合いませんが仕方有りません。

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少し下流にポイントを変えてミミズを流すと8寸アマゴが釣れてまいりました。木曽川竜神様がイワナとタモの代わりに使わしてくれたと思い、手を合わせて感謝した次第です。朝方の雨で活性が上がった様で、その後も粒揃いのアマゴが釣れて楽しませてくれました。綺麗なアマゴも顔を出し、魚籠の魚もすでに制限引数まで達したので本日はコレで竿終いと致しました。
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魚の処理や後片付けを済ませて3人で南宮神社に参拝です。
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師弟揃って頭頂部が.....!
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南宮神社に参拝者している時に氏子の方が話しかけてくれました。氏子の方に我々は釣りで木曽に訪れいて、南宮神社さんには安全祈願で何時も参拝している事を伝えました。氏子の方には旭の滝の水量の事などを教えて貰いました。それと本殿を柿渋で塗るとの事、なんでも南宮神社の神主さんは若いが拘りをお持ちの方で本殿前を流れる清流に人工塗料の毒気を流したく無いというお考えであるとの事でした。柿渋を塗り込めた本殿なんて見た事も聞いた事もございません! 7月には完成するので是非見に来て欲しいとのと事でした。氏子さん達は其々手弁当で作業を行う事を聞いて、『やはり...』と思いました。最初に南宮神社の神域に入った時に感じた事は凛とした空気と手入れの良さでした。地域の方が守り神さまとして大事している事が改めて理解出来ました。柿渋が塗られた本殿の事を楽しみにして風薫る5月の木曽を後に致しました。
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支流に入った渓友会初代会長の勇姿です!
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