9月末の最終釣行より3ヶ月余りが経過致しました。綺麗な水がほとばしる激しい流れから宝石の様な渓魚が釣れるシーンを夢に見る昨今です。毎年の事ですがオフシーズンはとっても長く感じます。20代〜30代の頃の頃は山に一眼レフカメラを持ち込んで訳もなく写真を撮影して早る心をなだめておりました。本日は解禁に合わせて仕掛けを作りましたが、仕掛け作りの為の諸々をご紹介させて頂きます。
あくまで個人的な事ですが私は適度な伸びがあるナイロン糸で釣りを覚えましたのでフロロカーボンは硬すぎて使っておりません。然しフロロカーボンは吸水しないのでナイロンみたいな劣化はしないの保管に便利だと思います。
前にも紹介致しましたがコレは浮き玉目印と言う目印です。
15年ほど前まで岐阜県の某老舗釣具店で販売されておりましたが製作者の高齢化に伴い販売取り止めとなったので自作しました。中層を泳ぐアマゴを軽いオモリで攻め易くなります。また重いオモリでもある程度浮力がある為に根掛かりし難くなります。堰堤などは反転流に乗るブイの役割をしてくれて魚の前まで餌を運ぶ役割を演じてくれるのです。風の強い時は水中に沈めて止まった時に合わせると100発100中です。試作品を作り始めて2年ほど試行錯誤を繰り返し納得出来る物が出来ました。
通常の毛糸目印です。
毛糸の目印は方向を見る為に使います。私は下の部分をカットして装着しております。理由としては沈み込む波に入る時に邪魔にならない様にと考えております。
針は2種類から3種類使い分けます。
赤く細い絹糸です。
通常の使い方と違って私はチチワを作る時に添え糸として使用致します。
ナイロン糸に並行に添えて其のまま八の字チチワを結びます。
締め込むとこんな感じで不恰好ですが緩衝材と成り、チチワの結束部分でラインブレイクした事は有りません。
鬼印仕掛け巻き
長い方は浮玉目印の収納にピッタリである事とソフトタイプなので糸にも優しく感じます。ロングライン用と提灯用と二種類用意致します。
提灯釣り用には浮き玉目印は付けませんので小さい鬼印仕掛け巻を使います。
手芸用の鋏
切れて先の尖る鋏は仕掛け作りには必需品です。
ハズキルーペです。
強がり言いますと使わなくてもまだ巻けますが、有った方が心強く感じます。度が低い1.32倍のモノが私には合います! コレは優れもので刀剣鑑賞から読書まで様々な面で使用しております。
乾燥剤入りの仕掛け入れ袋です。
道具が用意出来たら爪切りとササクレの除去を行いますが、此の事は意外と盲点で針を結ぶ時などササクレに当たって巻がズレる場合もあるので行う様にしております。まだ川開きまでは日数がありますがコツコツ仕掛けのストックを増やして備えます。