みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

増水の木曽川釣行

 

  

南九州の豪雨で不幸にも尊い命を落とされた方とご家族に心から哀悼の意をお伝え致します。

 

 

信州には『信濃の国』と言う県歌がありますが、その歌詞にも大きな川が四つ有ると有ります。四つの川とは木曽川天竜川、犀川千曲川です。

産湯を使った千曲川以外では木曽川に縁が有り、中学2年生のときに父親と釣りに来て以来、30年以上のお付き合いで、今でもシーズン中は、月に1回必ず通ってます。此の地域は地元の方々のお人柄も有りますが、本当に居心地が良い場所です。賀州の先輩も雲州の先輩も同じ事を仰っておりますので、私のお仲間は皆そう感じております。

 

木曽は江戸時代に、木曽を領有していた尾張藩の山林保護政策で『木一本首一ひとつ』と言われているくらい厳しい時代を経ており、現代でも山がとても豊穣です。針葉樹と広葉樹が綺麗に分かれている継ぎ接ぎは少なく、実に綺麗な山が多く、保水力も高いのです。

 

さて、釣りの方ですが川は想像通りの増水ですね!   最初に入ったポイントは吉田洞門付近の本流で、良いアマゴが出る場所です。

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土手を降りて、川に入る前にボサ際にイワナがいる場合があるので、少し高い位置からボサ際を流すと、ピタっと目印が止まりました。

『ほらね』と心で叫びながら合わせると、上流に走り、私のダイワ壁羅8mを元竿から激しく曲げます!   7寸程を想像していたので虚を突かれました。でも濁りを想定してラインは0.6の通しですので尺ものでも安心です。暫くのやり取りの後にその魚はすがたを現しました。

浮かんだ魚は45〜50cmは有ろうか.....と思われる大イワナです!    急に0.6が心細くなりました。今から思うとコレが敗因です。

その後更にやり取りを継続してタモ入れ直前で

痛恨のラインプレイクでした。

天を仰ぎましたが、ただ自分が未熟だけと考えて納得させました。  木曽川には此のような超大物と会う事がたまにが有るのです。

 

気を取り直して、やり取りで荒れているのを覚悟で流すと、木曽川龍神が9寸アマゴを出してくれました!    感謝です。

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次に入ったポイントは八沢川下流から本流出会いに降りると、コンクリートで出来た通路を通って釣りが出来る街中のポイントを選びました。意外と良型アマゴが出るのです!

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行人橋直下の深瀬は常より荒れてましたが3号玉を付けてミミズを投入すると、ユックリですが力強い大物のアタリ!   合わせて取り込むと見事な尺イワナでした。

少し上の足湯がある退渓口まで3本の尺イワナを釣る事が出来、木曽川龍神様に手を合わせて感謝致しました。

然し増水時にアマゴではなくて、イワナで有るのはなんでだろう?と錘使いか?

流した場所自体がイワナポイントか?

検証しましたが外れている事は思い付きませんでした。  課題は残ります!

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幸沢川の奥に自然に生えた山椒の木があるので、ジャコ山椒を作る分だけ実を頂きました。

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小道にはホタルブクロが可憐な花を咲かせてます。

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木曽は本当に癒されます。

 

 

ダイワ(Daiwa) エキスパート 碧羅 中継 硬調 80M

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