みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

千曲川 イワナ釣り

今週末は本来母校の同級会が計画されていたのですが、昨今の新型コロナウィルス拡散防止の為に残念ですが中止と成りました。しかし更科の母親に暫く会ってないので帰省する事と致しました。『初物は75日寿命が伸びる』と言われているので今年最初のイワナを母に食べて貰う為に千曲川に向かった次第です。現在の千曲川本流は昨年の台風被害で所々で大河川改修工事中でお話に成りません! この状態では梅雨の増水時と秋の遡上期が今から心配されます。今回の釣場は夏場に途中の入渓は難しいけとれど、今ならなんとか可能な杣添川の上流に釣友と二人で入りました。此処は下から釣り上がりますとピークを過ぎた時間帯になってしまう場所であります。そんな理由で魚がシーズンを通して残る区域あり、良型も釣れるのですが、とても入退渓がキツイ釣り場で過去何度もウエーダーを破きました。

朝の気温はマイナス5°でした 減水と合わせ食いは悪いと思われます
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枯れ草もこうなるとアートです
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朝は放射冷却で余計寒さが堪えます。餌を付ける指先は悴んでしまい、思うように餌付け出来ない事も此の時期ならではです。落ち込みから流れ出しに続く緩い流れの中に大きな沈み石を配したポイントを見つけて第一投です。沈み石まで流れる予定が巻き返しから少し流れたところで落ち込みに戻りました。一呼吸置いて合わせると骨のある良い引きです。

色が黄金色で神秘的なイワナが出ましたが、ビクに入れると黒くなってしまいます
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その後は似た様なポイントを攻めた処、目見当で尺のイワナが連続で楽しませてくれました。ご機嫌な遡行も短い区間で自己規定引数に到達したので終了です。充電をしていなかったのか携帯の画面が消えてしまい釣りたての姿を写せないのが残念でしたが、本年度3回目で尺が3本と思い込み、帰り道は鼻歌を歌いながら長い退渓路も苦にならず帰りましたが、車に戻って改めて計測すると三匹とも泣き尺でした! 此の川のイワナは餌が豊富なせいか春先でも太いのが特徴です。楽しませてくれた事を竜神様に感謝して手を合わせました。

泣き尺三匹! 測った様に同じくらいのサイズでした。
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