渓流シーズンも終わりを告げました。此処から1カ月と少しの期間は熊さんに気をつけながら実家の更科で愛らしいキノコを探そうと思います。
山に入ると、どうしても小沢に目が行ってしまいます。子供の頃から此の落ち込みでは、数え切れない程のイワナに出会いました。
周辺の山々は長く親しんでいる場所となります。更科の山の女神さまは、此の秋も私を優しく迎えて入れてくれました。
今回の狙いはアミタケとジコボと一本シメジです。其の年の天候により、時期がズレますので、今回は探索のつもりで出掛けました。
車を止めて、サンダルから長靴に履き替えていると、何と真横の茂みに白ジコボがニョキニョキと生えておるではないですか!
白ジコボは、汁物に入れると独特の風味が出て私は大好きです。ひとしきり採ったあと、山に分け入ろうとして前を見ると、ジコボが至る所にニョキニョキと出てます!こんな事は滅多に有りません。
あらま!
まじか!
嘘でしょ?
いやはや!
至る所でジコボのオンパレードです。本当に驚きました。ここで私の使用している高さ50cmの大キノコ魚籠が満杯となりまして一旦車に戻りました。
此の時期は、キノコに虫が入っている事が多いのですが、なんと、殆どが綺麗な状態です。

アミタケも沢山有りました。此のアミタケは火を通すと小豆色になります。
目的の山に入る事も無く、車から100m以内で沢山採れてしまい、山に入って行けない嬉しい悲鳴です。此れ以上採ると下拵えが大変なので、此の場所はこれまでと致しました。同行した母も大喜びでした。
今度は一本シメジの山に向かいました。山によって出てくるキノコは違います。今年は熊の出没が多いせいか、人が余り入らないのかと思っておりましたが、至る所に地元ナンバーが駐車されておりました。何となく安心した次第です。
狙い通りに一本シメジ(ウラベニホテイシメジ)が沢山収穫出来ました。
まだまだ有りましたが、魚籠一杯分で充分です。同じ場所に自生する毒キノコのクサウラベニタケも沢山有りました。間違え易いキノコだけに注意が必要です。
収穫の後は山神さまへの御礼です。何回かご紹介させて頂いておりますが、樋知大神社と言います。我々渓流釣り師の守り神である水波能売命(水神さま)をお祀りしております。
拝殿にジコボをお供えし、本日の授かり物に対して御礼申し上げた次第です。
45リットルのビニール袋に八分目ほどの収穫でした。
キノコの下処理は、まず大窯で茹で上げた後、冷水に浸して石突きの部分を包丁で切ります。その後、流水で一つひとつゴミを取り除きます。此の時点で直ぐに食べれる状態となります。
保存する場合は塩漬けや、パックに入れて冷凍庫で保存致しますが、冷凍の場合は、3週間ほどで風味が落ちてしまいます。後は干す場合も有ります。干したキノコは風味が増してキノコご飯に最適となります。
何にしろ、母が作るキノコ料理を肴に、熱いのをキュっとやるのが、今から楽しみで仕方有りません。