5月初頭のゴールデンウィークには、会社帰りに帰省した為、行き帰りは濃紺のスーツ姿でした。休み中に叔父から2尺4寸の剛刀である『綱廣』を授かった為(5月6日のブログ記事です)、帰って直ぐに研ぎに出せるように東京に持ち帰らねばなりませんでした。
帰りの電車の時間が近ずき、身支度を済ませ、スーツ姿で刀袋に入った綱廣を左手に持ったところで、駅まで送る為に傍に居た妹夫婦から私に陳情が有ったのです!

陳情内容とは『お兄ちゃんの風体で其の刀を新幹線に持ち込んだら、間違いなく警察に通報されるから、今回は置いていったらどう』との事でした。『研ぎに出すから仕方ないだろ』などと色々反論致しましたが、母親まで妹に賛同して来る始末でして、仕方なく『綱廣』を実家に置いてきたのです。
今週は置いてけぼりにされた『綱廣』を迎えに行く為、車で帰郷したのですが、其の帰り道に、千曲川のイワナさんのご機嫌伺いをさせて頂きました。
辺りは西洋ヤマガラシの黄色い花が川縁に沢山咲いておりました。
土曜日は五月雨の中の釣りとなりました。現地に6時に到着し、今日はピンポイント的な長靴履きの釣りです。ピンポイント釣りの良いところは車から10m以内なので楽チンなのです。
さっそく釣れました! 
今度は見事な28cmの雄です。
小雨のおかげで薄く濁っておりますが、此のくらいが良く釣れます。今日は母と2人なので4ツも釣れれば良いやと思っておりましたが、有難い事に釣り始めたと思ったら直ぐに4ツ釣れてしまいました。
実釣時間が25分で終わってしまいましたので、早生(わせ)のウドが出る場所に行きました。結構出ておりましたが、今晩の天ぷらの分だけ頂いてまいりました。
魚の処理を済ませ、クーラーに入れる前に撮影です。イワナの塩焼きは母の好物なのです。お腹を出す時には、魚を絶対に水に付けず、直ぐに腹塩を打つ事が美味しく食べるコツです。私も今から晩酌が楽しみになりました。本日も山の恵みを授けてくれた千曲川の龍神さまに感謝です。
濡れた衣服を着替え、身支度を整えてから実家へ向かいました。実家迄は1時間強の道のりです。車に乗った途端に小雨だった雨が強くなり、大粒の雨がフロントガラスに叩き付けられております。欲張って釣っていたら恐らく濡れネズミだったと思います。独りよがりが甚だしいと思いますが、有難い事に千曲川の龍神さまは、私如きの体調まで考慮してくれたみたいです。
実家に到着致しましたら、母の好きな菖蒲が雨に打たれながらも我慢ばって咲いておりました。
イワナと初物のウドを母に渡すと、母は何時もの様にとても喜んでくれました。思えば子供の頃からイワナを持ち帰ると母は喜んでくれておりました。今思えば其の事が私が釣りに傾倒した理由かも知れません。