みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

木曽川 解禁日

こんな事は滅多にございませんが、千曲川に引き続き、木曽川の解禁が休日になりました。サンデーアングラーの私には実に有り難い事です。所用で更科に帰省しなければならない事が発生し、午前中一本勝負の釣りとなりました。

コンビニの店員さん曰く、此方は火曜日まで−10°近い厳冬そのままの気候となっておりましたが、以後は大分緩んだみたいです。今回は支流に入る事に致しました。

先ずは木曽川龍神さまに解禁の御挨拶を致します。今年一年の平穏と渓魚達の健やかならん事を祈願致しました。供物の板を安定させる為、木曽福島町に有る橋の欄干(らんかん)をお借り致しました。f:id:rcenci:20250302083315j:image

此の流れは広い段々探が絞り込む急流ですが、普段は見えない沈み石も減水の為に今日はバッチリ頭を出しております。f:id:rcenci:20250302083325j:image

水通しの良い深みを狙って竿を出しましたが、ピクリともアタリが有りません。手を替え品を替え歩き回りましたが同じ事でした。寒い時期には良く有る事ですが、渇水&低水温の為に川の中が活性化されていないのです。つまり、低活性で物理的に魚が口を使わない状態なのです。それならばと、少し離れた湧水が多い別の川のポイントに移動致しました。

途中で本流の対岸に有る弁天さまを祀る巨岩に拝礼致しました。此の巨岩の前に流れる平瀬も盛期の好ポイントです。湘南ナンバーの釣り人が思いっきり立ち込んでルースニングされておりました。f:id:rcenci:20250302083338j:image

空は雲一つなく、山々は正しく、新古今和歌集に詠まれている『薄く濃き 野辺の緑の 若草に 跡まで見ゆる 雪のむら消え』の様です。釣れないのも『釣り』の一部ですが、雪を纏う山野は美しく心身が癒されますね。f:id:rcenci:20250302083403j:image

やっとポイントに着きました。場所は笹川という川です。此の川は湧水が湧く箇所が多く、夏でも春でも良いポイントが多くござます。なかでも寒い時期に実績に有る堰堤に的を絞りました。此の場所は日陰の為に残雪が多く有りました。

さっそく小堰堤の巻き返しに餌を投入すると、待ち焦がれていた本日最初のアタリが出ました。釣れて来たのは15cm程の白っぽい小イワナ君です。コレでボウズ(全くつれない事)は無くなりました!

今度は錘を重めにして落ち口の際を攻めたら、先週ご紹介させて頂いた浮き玉目印が吸い込まれて、手元にはズシッと重いアタリです。軽い気持ちでやっておりましたが、大物のアタリに驚き、直ぐに有事モードに切り換えました。

やりとりの末にタモに治ったのは春先とは思えないほど見事な本流イワナでした。日陰なので残雪が多く取り込みは大変でした。後で計測すると32cmでした。有難い毎に初っ端から尺イワナ木曽川龍神様が授けてくれたのです。f:id:rcenci:20250302083422j:image

此の尾鰭は強い流れを生き抜いた強者の証ですね。やはり木曽川は凄いです! 改めて木曽川龍神さまに御礼申し上げました。f:id:rcenci:20250302083430j:image

其の後に3匹ほど追加して本日の釣りは終わりと致しました。今後は一雨毎に気温が上がり、雪代イワナの時期が到来致しますが、また...楽しがらずやですね! 此の後は妹と母が我が55歳の誕生日を早めに祝ってくれるとの事で更科に向かいました。帰り道には所々に釣り師が竿を構えておりました。彼等の幸運ならん事を記念して木曽を後にした次第です。