みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

木曽川 イワナとアマゴ釣り 大増水  

今回は我が横浜営業所の若き営業部長の一家と渓友会の会員3人との合同釣行でした。私が部長に『木曽川漁協は子供釣り場を設定しているから、小学生の子供も充分に楽しめるぞ』と話したのがキッカケです。木曽福島駅に午前9時に集合の予定ですから、其の前にひと釣りしようと言う計画です。f:id:rcenci:20240630131349j:image
私と同行の釣友が道の駅木曽福島の朝食を食べたいと言うので制限時間は1時間半でした。確かに魚の処理など色々考慮すると仕方ない意見でした。

想像はしておりましたが、朝方に目的の川に着いたら思ったより水が増えてました。
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早速持参したミミズを付けて投餌すると、ゆるい流れで休んでたイワナが直ぐに釣れてまいりました。
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今度はゆるめの瀬を流すと綺麗な木曽アマゴが餌を引ったくります。今日は増水の為に食いが良くレスポンス抜群です。

美味しそうです!
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あっという間に1時間半が終わり、釣れた総匹数は14匹、取り敢えず最初から5匹のみキープ致しました。途中で0.5の通し仕掛けを叩き切った強者がおりましたが此ればかりは悔やんでも仕方ありません。

左上の岩陰に潜んでおりました。
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魚の処理や道の駅での朝ごはんを終え、木曽福島駅で部長の家族と合流し街中を流れる八沢川の子供釣り場に向かいました。此方も増水しており、かなりの釣れっぷりです。部長も息子さんも大喜びでした。

釣果は派手な朱点のアマゴが半数と川で育ったアマゴが半数でした。しかし合計16匹の8寸クラスアマゴを釣って部長の子供さんもご満足のご様子でした。私も誘ったてまえ肩の荷が降りた次第です。
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川の近くに有る水神さまの祠です。うちの部長の子供は小学四年生ですが、『魚を釣らせて貰ったお礼をしてね』と私が言いましたら、素直に口に出して『お魚を有難うございます』と言って手を合わせた姿に五十路の私は小さな感動を覚えたのでした。今後も周囲に感謝の気持ちを忘れない立派な大和男児に育ってほしいと願いました。
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本日2回目となる魚の処理を終え、明日の夏越しの大祓には1日早いのですが、氏神さまの南宮神社も皆んなで参拝しました。この後は釣り組と観光組と別れて夕方に宿で落ち合う段取りとした次第です。
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恥ずかしながら、先程自慢の0.5の通し仕掛けをぶった切ったヤツが気になって仕方なかったのでリベンジに向かったのですが彼は沈黙を守っておりました。
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結局大物は来ませんでしたが、友人用に此の3匹だけキープしました。
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今日の宿は25年以上のお付き合いである山水さんです。夜の宴は部長の家族と渓友会のメンバー3人の合計7人で盛り多いに盛り上がり、体内に流し込まれる美酒を味わいながら木曽路の夜は更けて行ったのです。

翌日は午前4時に目が覚めてしまいました。このままグダグダ寝ているか釣りに行くかで迷いましたが、迷った時は確認の為に突撃のみです。念の為に作っておいた0.8号の太仕掛けをベストのポケットに差し込んで現地に向かいました。

元気なミミズを針に付け、昨日大物が掛かった場所に投餌しましたら、直ぐにアタリが有り15cmくらいのイワナが釣れて来ました。何時もなら此のサイズは川にお帰り頂くのですが、日曜日の夜にイワナの骨酒を頂きたくて魚籠にいれました。もう一つ同じサイズのイワナが釣れましたが、其の後が続きません。

其の時に当たり前の事ですが昨日より水量が大分落ちてる事に気が付き、流心に近い早い流れに底石が点在する筋を流したら、目印を押さえ込む大物のアタリが有りました。反射的に合わせるとメッチャ重い引きです!

此れこそ昨日私の仕掛けを叩き切ったヤツです!今日は0.8号の糸なので心の余裕が有りました。慎重に寄せてタモ入れしました。

釣れてきたのは35cmの太いイワナです。下に小さいイワナも2匹並べたのですが、恥ずかしいのでカットさせて頂きました。今回も木曽の龍神さまに拝礼し御礼申し上げた次第です。
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