みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

木曽川 イワナ アマゴ釣り

誰にも会わない、高速のインターでトイレにも寄らない、食事は必ずお弁当持参の釣りをして2シーズンめに入りますが、実に味気ないモノです。我が会は渓友会なので釣りを志す友人の会ですが、昨今の事情により本日も一人旅となりました。実は金曜日の夜に出発しようと致しましたが、つまらない事情で土曜日夜の出発となりました。

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この前の大雨でまたしても災害が起きた木曽川の状態はどうなったかも知りたいところでした。お盆中の大雨の日に、25年通っている釣り宿の女将さんに皆さんの無事を確認したところ、旅館の前にある川の増水が今迄で一番だったとの事でした。皆で一晩中寝ないで様子を見ていたとの話でしたので、さぞ凄まじい状態だったと思われます。

現地に到着したら、やはり....ですけど、本流は釣れる気がしない色と水量でした。このまま帰るのも癪だから小沢に行ってみる事と致しました。
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此の沢は何時もならヒラタを取る川ですが、増水時には大物が差して来ます。状況はクリアウォーターの増水でした。写真の奥に青いパイプが見えると思いますが、その下に低い堰堤がごさいます。ミミズを付けてデカ錘で沈めると大きな魚影が下から突進して来て一気に目印を吹っ飛ばしました! 反射的に合わせると、とても護岸の高さから考えて引き抜ける重さではありません。意を決して0.14tの大ジャンプをかまして下に降りました。暴れる魚をなんとかタモ入れる事が出来たので、魚を見てみるとサイズは尺ちょっとですが、私同様で太いイワナでした。

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それ程高い護岸ではありませんが、ローブでもないと登る事は不可能ですので、下流に向かって護岸が無いところまで行く事にしました。小沢とはいえ此の水量ですので慎重に下りましたが、岩場でスッテンコロリンとコケてしまいお尻を強かに打ってしまいました。まだまだ修行が足らない証拠です。

コケたナンチャッテ岩場です。
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他のポイントは小物だけだったので、違う沢に行ってみる事に致しました。本流がダダ濁りですので良い型が遡って来てる事を期待して竿を出しました。

こんな堰堤ですが、沢の規模に似つかない魚が釣れる事もございます。
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先程の沢と違って此方の沢は薄濁りでした。2投めで小さいアタリが出たのだ合わせると、先程よりもかなり重いヒキです! 強引に耐えるていると、魚は大暴れして0.8号を叩き切って下流にすっ飛んで行きました! 逃した魚は○○いといいますが、取り込んでいれば間違いなく今期一番の大物でした。それでも少し下の瀬で食べ頃サイズのイワナが2匹釣れてくれました。

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まだ自己規定引数には達しておりませんが、何となくもうコレ以上は欲がなくて納竿と致しました。違うところも2、3箇所見て回りましたが、今回は余程の大水だったみたいです。何時もなら此の時期は木曽のトウモロコシを買って帰りますが、人に近づくのは憚られますので、権平トンネルを抜けたところの駐車スペースでお弁当を食べてから帰路に付きました。