みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

千曲川 イワナ ヤマメ釣り 雨のち晴れ


ピンポイント天気予報を今週何回クリックしたか分からないくらい千曲川流域の天気を気にしてましたが、『あまり降って無いな〜』と言うのが私の感覚でした。ところが現地に着いてみると朝一の千曲川は予想に反して増水の泥濁りでした。

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コリャ暫くダメだと思って車中で次女が作ってくれたお弁当を食べてフテ寝してました。7時30分に目が覚めたら、空はすっかり晴れておりました。川の水色を見ると相変わらず濁ってますが、感覚的に行ける濁りです。川に降りてみると水が太過ぎて遡行するのは厳しそうです。仕方なくヘチから竿が届く場所を釣りました。数カ所ほどイワナの避難所と思われる場所を探りましたがゴミしか引っ掛かってまいりません。全く持って私の感覚もアテになりません!

それならと大石川上流に向かいました。此方は濁りは大分治っていますが凄い水量です。太陽が出て来て気温も大分上がってまいりました。此の場所も岸から釣れる場所のみの限定でしたが、一投目から釣れてまいりました。その後泣き尺を交えて3匹加えて合計4匹の美しい天然イワナが釣れてくれました。

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自己制限引数まで1匹足りませんでしたので、海の口の南牧中学校の前を流れる小さい沢に向かいました。運が良かったら良いイワナが釣れるはずです。目的の川に着き、太い仕掛けに張り換えて早速投餌すると予想通りの場所でアタリが出ました! 強い引きですが暴れ方がイワナの動きではありません....ヤマメ?と思った途端に慎重に成りました....ボサを避けながらのやり取りはスリル満点です。なんとかタモに収まったのは28cmの太いヤマメでした。
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魚の処理を済ませて車中でテレビを付けると、熱海で土石流が発生して甚大な被害が出ているとの報道を見ました。我々渓流釣り師は流れの怖さを誰よりも知っておりますので、大岩や流木を交えた土石流の恐ろしさは容易に想像がつきます。犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈り致しました。

本日は八ヶ岳も雨雲に隠れておりました。
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