ゴーデンウィークは昨今の事情により帰郷はせず町田の家に残る事と致しました。後半の連休を家で過ごすとして土曜日だけは木曽に向かいました。もちろんですが道中は何処のサービスエリアにも寄らず、食事は弁当と水筒持参です。もう既に休みが始まっておりますので場荒れは否めませんが、木曽は沢山の支流がございます。
今日は型は別として以前から一度やってみたかった小河川に向かいました。名前は無佐澤川と言う不思議な名前の川です。原野駅奥の本流に注ぐ支流であり、国道の上で有名な『旗挙そば 源氏』さんの横を流れます。私はヒラタを採取したり、釣った魚の処理をしたり御世話になっている川でもあります。秋口には本流から結構な大物も遡上してまいります。因みにこの川で38cmの大アマゴを釣り上げた事が過去にございますか、その時は川に飛び降りました!
村道に架かる橋に川の名前がございます。
村道から原野駅へ向かう道路に入り、駅の駐車場に駐車致します。原野駅を右手に見て陸橋を渡り、八幡様の前を左に降りて畦道を進み、本流合流点に出ました。提灯釣りの極みの様な短い仕掛けで挑みます。釣り始めると予想はしておりましたが、小物のオンパレードです!たまに20cm〜25cmクラスが顔を出します。割と早く自己制限匹数まで達し、餌も無くなってしまったので毛針で釣ると、此方も好反応で楽しませて貰いました。携帯を車に忘れてしまい渓相を写せなかったのが残念です。
本日も家族で食べるだけ頂きました。
毛針の反応が良かったので、他の川も反応を視る為に試してみました。あまり人が入らない様な川を考えて選んだのは砂ケ瀬川です。此方の川は知らない人が向かうと入渓点がまず分からない川ですが、一番下の橋を渡った所の左側の斜面に割と楽に川まで降りられる踏跡がございます。梅雨の時期と秋の遡上期には尺上も多く遡る有望河川です。道路をずっと登ってから降ったらところにも沢があって天然魚が多く釣れる沢がございますが本日は行きませんでした。
渓友の勇姿です!
タラの芽などの山菜も多く自生しておりますが、すぐ上は畑や田んぼなので見るだけにしております。此方も反応抜群で渓友の竿も次々と曲がっておりました。この川の注意点としては退渓点を逃しますと、かなり上の橋まで行かなくてはならなくなる事です。
ヤマブキが咲いて彩を添えてます。
釣り終えて渓友とお昼ご飯を食べる場所に向かいました。菅川沿いに花桃の綺麗な場所が有り、お弁当を頂きながらお花見をさせて頂きました。
ポイントというポイントには釣り人が居り、木曽川のファンの多さには改めて驚きました。皆さんが良い魚が釣れるように木曽川の竜神さまにお祈りして車中での仮眠に入りました。