みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

千曲川 イワナ釣り 渓友と川へ

もう25年以上前に成りますが、社内で釣り好きな仲間が年代を問わず 同好の者として『集い』を形成し『〇〇渓友会』と称しました。唯一拘ったのが釣技を高める集いでは無く、あくまでも釣りの友が『集う会』であると言う事です。不思議な事に釣友だけは歳が離れていても、距離が離れていても、時が経過していても関係ございません。あっと言う間に往時の記憶が甦り、再び楽しい時間を共に過ごせます。此の釣り仲間としての感覚だけは本当に不思議ですが、とても有り難い感覚だと思います。そう言えば中国春秋時代に生きた孔子様と其の高弟達の記録を記した『論語』に『朋あり遠方より来る また楽しからずや』と確かございましたが、本当にその通りであると最近強く思うようになりました。

さて釣行の方ですが、本日も何時も通りに車中での感染を防ぐ為、3人が其々の車での釣行です。入る川は3人とも同じ川ですが、夜半に合流してからは予め決めていた区間に其々向かう流れです。本日は先週とは違い、朝方はマイナス4°とかなり冷えており、尚且つ渇水です。此処まで冷えるとイワナ君達は上を向いておりませんので困りました! 

暖かかった先週には無かった光景です。
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水中に有る岩の隙間に餌を入れます。場所によっては岩の前で仕掛けを止めた方が良い場合もございます。
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狙い通り岩の隙間で良型が餌を食べてくれました。
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規模こそ違いますが同じ様なポイントで釣れてまいります。
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天然魚のお腹の黄色は何度見ても神秘的だと思います。
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思ったより魚の活性は高く、本日は20mで自己制限引数まで達してしまい、大分早いのですがノカンゾウ取りに向かいました。


コレだけあればお味噌汁、酢味噌和えなど色々な料理に使えます(クセガナクオイシイノデス)。本日も千曲川竜神様に手を合わせて感謝した次第です。
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大石川上流の標高1200mの山岳渓流でも木の枝に少しだけ新芽が出てまいりました。あと数週間で信州の山々は小学生が美術で使うプラスティックのパレットに緑と黄色とピンクと白の絵の具を混ぜた様な何とも言えない淡い美しい景色となります。ホームグランドである河川も一面に花が咲いて、正に風薫る中での渓流釣りとなります。
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塩焼き2匹、ムニエルを家族ぶん3匹の合計5匹の山の恵みを頂きました。日曜日の朝ご飯と私の晩酌の肴に成ります。 
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本日は贅沢にイワナの骨酒を頂いてみようと思います。今思うと20代の頃、沢山お酒を飲める様に一番大きい骨酒用徳利を買った事が、己の事ながらお笑いぐさです。
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