みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

梅雨入りの木曽釣行

娘から『お父さん何で?』と言われても釣りに行きたくて仕方有りません。もはや病気の様相となり果てていると自覚しておりますが是非も無く、今週も木曽にまいりました。渓流魚達との出会いと近隣の皆様のお人柄も含めて此の地は正に別天地です。私の住まいより少しだけ遠い事が有りますが、昔の塩尻周りでの木曽釣行を思うと、比べようも無い程近く感じます。今回は職場の後輩も参戦します。仕事に於いて同じ車での同行訪問も既に何回もしており、同じ車に乗っていても感染は無いのは身を持って確認済みですので安心して同乗出来ます。

2人で東京を出る時はとんでも無く大雨でしたが、中央道を進むと相模湖くらいで止みました。木曽に着いたら道路は乾燥しておりました。天気予報では弱い雨が8時頃から降るとのことでしたのでカッパを車に置いて、朝一番で八沢川合流の本領に向かいました。後輩には第二ラウンドの支流を釣って貰う予定なので車で休んでおくように様に言いました。

朝露をかき分け本流に出ました。当然水色はクリアーで平水です。仕掛けを取り出し、竿先に投げ縄結びで結んでいる最中にボツボツと雨が降り出し、あっと言う間にドザーっと降ってまいりました。後輩からメールが有り、カッパの為に先程の降車場所に戻る旨を伝えてまいりましたが、既にビショ濡れなので大丈夫な旨伝えました。
f:id:rcenci:20200614084640j:plain
親の仇の様な降りッぷりで水の色が少しだけ色付いて来たので、今正に最高のタイミングと判断し、橋下の実績の有る瀬に投餌致しました。水中の浮玉目印がビタっと止まりましたので竿を立てると重く強い引きです! やり取りの末に顔を出したのは美しい魚体の太い尺上本流イワナでした。雨足が強く痛いぐらい降って来ました。水の色も大分茶色くなって来たので急いで次のポイントに進みました。20cm位のアマゴが来ましたのでホイル焼き様にビクに納めました。

f:id:rcenci:20200614084710j:plain

岸際に沈み石がある流れが出て来たので石の前で餌を吹き上がらせると小さいアタリがあり、有り難い事に再度尺上のイワナが釣れてきました。雨足は更に強まり急に水嵩も上がって来たので足湯のある階段より退渓致しました。全身ズブ濡れとなり、急いで後輩に連絡し、ピックアップして貰いました。

今日はコレでもう満足です!
f:id:rcenci:20200614084743j:plain

今度は渓流釣り初参戦の後輩に魚を釣って貰う番です。まず向かったのは熊沢川ですが、既に釣り師が2人入っておりました。其処で次に向かったのは旗上げ蕎麦源氏さんの横を流れるムサザワ川です。水色は辛うじて釣り可能でした。流れの緩みに餌を投入すると明確なアタリ!『上げろ』の一言で釣り上がって来たのは20cmの綺麗な天然アマゴでした。私もコレで一安心です。

色白美人の木曽タナビラです。f:id:rcenci:20200614084820j:plain
美しい肌に小さな朱点をちりばめた姿はいつ見ても心洗われます。その後同型のイワナを釣り上げたところで水色はミルクコーヒー色と成り終了と致しました。

お昼は久しぶりに車屋さんに伺いました。デーブルに仕切り版を設置し、入り口にアルコールスプレーを配した細やかな気配りが有り難いです! 今日は各車に運転手がいるので運転をしない先輩方と軽く体内もアルコール消毒の必要があるとの話に成り雨で冷えた体を温めました。車屋さんの心尽くしの漬物や南蛮漬けを出して頂き消毒が進みました!
f:id:rcenci:20200614084914j:plain

食事はかき揚げ蕎麦弁当です。
f:id:rcenci:20200614084937j:plain
烏賊や海老をふんだんに入れて有り、蕎麦に最高に合います!
山際に車を止めて仮眠を3時間程取り、帰路につきました。