みすゞかる 信州の釣り人

体重0.14tの釣り師ですので目立つのが悩みです。 今までは写真を撮って釣行日誌としてましたが今後はブログとして趣味の歴史探索や刀剣も含めて綴ってみます。

奇病 たまごゲップ病

私の後輩で物凄く真面目で良い男がおります。しかし釣りに関しましては不運な事が連続する後輩がおりまして、そんな後輩を襲った奇病の話を本日は綴ります。

 

仕事の上では、私が最初に管理職となった15年近く前に一年生で入社した社員でありますので、正直可愛いのですが、可愛さあまって......の事柄も多分にあります。

家も建てて、子供も愛らしい2人目を授かり、順風満帆ですが、此の後輩はとっても釣りでは不運なのです!  

 

昨年の9月末の釣行の話です。車を駐車した場所から田んぼを一つ超えた場所にある小河川が二週間前に爆釣致しました。

そこから雨がだいぶ降り、最終日に此処なら間違いない〜という感じのポイントでした。そんな理由でシーズン通して全く釣れてない彼と2人で入りました。朝方起きて支度を整え、高さ20cm程の田んぼのあぜ道を私が先頭で川に向かって歩いた処、彼は足を滑らし転んでしまいました。

しばらく様子を見てると、急に震えて来ましたので、此れは骨折だと勘ぐり、車に乗せて国道をひた走り佐久総合病院小海分院に朝方6時に到着し、時間外で診てもらうと、やはり『綺麗に折れてます』との事。

最後の釣りを楽しんでる仲間に連絡して皆で彼の家まで送り届けたと言う大事件が有りました。後になり、どう考えても高さ20cmのあぜ道から落ちて、尚且つ下は柔らかい土で骨折は考えられません。皆も口を揃えて同じ考えでした。『お祓いに行ってこい』など諸先輩方は、最後の釣りを逸した事による強烈なご指導があった事は言うまでもありません。

 

そんな彼が今年の春に釣りに同行しましたが、睡魔に負けて車中で爆睡し、此れは私が働かせ過ぎたと不憫に思ったので、私の釣った魚をあげたら、大喜びではらわたを処理致しました。ジップロックに魚を入れて、よく冷える様に、少しだけ開けた閉じ口から空気を口で抜いてクーラーにしまいました。

その後、仲間6人で食事をして帰りました。

そしたら翌日の日曜日に彼から連絡があり、下と上から出る物が止まらないとの事。

30分おきにその初動が来るらしく、眠れないまま月曜日を迎え、会社を休み病院に行った処、玉子ゲップ病との診断でした。

正式名はジルアジア病と言うらしく

ゲップが硫黄の香りがする事がネーミングの要因らしいです。

調べると下記の通り

 

ジアルジア症は以下の人に多くみられます。

        託児所で過ごす小児

        発展途上国への旅行者

         処理せずに小川や湖の水を飲む

          バックパッカーやハイカ

 野生動物もこの寄生虫を宿しています。

.....との事。

 

私は小学校低学年から現在の49才まで山谷を駆け巡ってますが、何ともありません。

何も私の部下に発症しなくても...と思う次第です。仕事上のゴタゴタは何とでも致しますが、奇病 玉子ゲップ君には私は無力でした。

 

ニュースで見るような恐ろしいダニも居ますし、標高の低い本流などはチャドクガも居ります。これからの季節はアブの大量発生も警戒ですね、皆様も釣行時はくれぐれも気を付けて、楽しい釣行をを継続出来る様にお祈りします。

 

 

ドーバー パストリーゼ77 スプレーヘッド付 500ml

ドーバー パストリーゼ77 スプレーヘッド付 500ml