春先からの渇水が梅雨に入り潤ってます。
山の樹々や草花にとっては正に命の水でしょうね、橅や小楢.大楢などの保水力の高い樹木が水分を確保する時期なので、此の時期の山は強い生命力を感じます。
古来日本では旧暦5月に降る雨を五月雨と言ってましたが、中国から『ばいう』という言葉が伝わったそうです。でも中国では『黴雨』という漢字を使うらしく、そのまま読むと『カビアメ』です。
つまり向こうではカビが出やすい雨と言う事であると大学時代のゼミの教授から聞いた記憶があります。でも季節の移り変わりを愛でる日本人の感覚では『カビ』はキツかったので『バイ』と『梅』を語呂合わせして『梅雨』としたのと事です。しかし大陸の『黴雨』も実用的で分かり易いですね。
申し訳ありません。脱線しちゃいました。話はもどりますが前回渇水で見切った川が適度に水が増えて平水に戻ってましたのでチャレンジ致しました。
小沢てすが石も確りした魚影の濃い川です。途中に巨大な堰堤が数基あって本流からの遡上は全くありません。
入れ食い状態ですが型は小ぶりで殆どリリースです。太くて美味しそうな魚を4匹だけ晩御飯のオカズに頂きました。
山の恵みに感謝です。